この10日間ほどのこと。

★ 8日の新聞に、高松ソレイユ2で「アイヒマン・ショー」が上映されるとあった。
15日までの日程では翌9日しか行ける日がない。
家の用事を放り出し出かけた。
内容は1961年のアイヒマン裁判を、TV放送するプロデューサーと監督の苦労を追ったものだ。
96分の作品の半分は当時の裁判フィルムで、これは以前BS海外ドキュメンタリーで見たものなので重複したが、このドキュメンタリーを見た時には製作者の苦労に思いを巡らせることはなかった。

監督役の俳優のふとした表情が前米大統領ブッシュに似ており、こう感じたのは私だけかもしれないが、私にとってはマズかった。
この作品にはハンナ・アーレントは全く出てこない。

痩せこけた素っ裸のユダヤ人の死体をブルドーザーで穴に入れる光景は、惨さを通り越しているが、これが戦争なのだ。

15日は岡山シネマクレール丸の内で「シチズンフォー」を見た。
テロ対策の名で、世界のIT企業サーバーに国家の中央情報局が直接アクセスしているという事実はもちろんアメリカの話にとどまらない。
エネミー・オブ・アメリカ」を見た時にも衝撃を受けたが、今回はその比ではない。

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★ 14日は布ぞうりの展示を見に高松古新町へ。
子どもたちにも渡そうと4足買ってきた。

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★ 16~18日は次男が草刈りに帰ってくれた。
先月からまだ1ヶ月弱なので、疲れたことだろう。