光の子ども1・2(小林エリカ著)コミック

★ 放射能がテーマということと、著者が若い女性作家(1978生)である、ということに惹かれ読んだ。
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1巻目は萩尾望都、2巻目は小林文則が帯文を書いている。
画が大雑把で慣れるまで見にくいが、内容は濃い。
芸者をしていた川上貞奴が16歳で伊藤博文に水揚げされたこと、マリ・キュリーが夫の教え子ポール・ランジュバンとの不倫スキャンダルで世間を騒がせていたことなど裏話も入れながら、
1895年のX線の発見から2011年の原発事故まで、放射能の歴史が描かれている。