ー讃岐国府の実像に迫るー
⭐ 昨日、タイトルのテーマで、香川県埋蔵文化センターの松本和彦氏による講座があり、県立ミュージアムへ出かけた。
ごく一部分だけ感想を交え紹介したい。
このように統治システムが完成した。
ーー郷に入りては郷に従えーーというようなことわざが、奈良時代の統治システムから言葉として残っていることに驚く。
また自治という言葉についても感慨深い思い出がある。
子供が小学校の時のPTA組織に、自治委員会というのがあった。
その委員会は何をしていたかというと、地域の廃品回収やバザーを行い、学校が自由裁量で使えるお金を集める組織だったのだ。自治委員会なのだから、学校をよくするために独自の取り組みができるはずだと、制服問題に取り組み始めると、あちらこちらから賛同が得られない困難があった。
アンケートを実施し、結局できたのは夏場の上着を白のTシャツあるいはポロシャツでも可としたこと。
それまでは汗取りの肌着の上に、合成繊維のシャツやブラウスを重ねていたので、木綿一枚でもよくなったことは実にささやかな改善だった。
※ 国府内に所在する施設の一つに「健児・労働者などの宿舎」がある。
この場合「健児」は「こんでい」と読み、戦死した若者を慰霊する「健児の塔」とは読み方が違う。
健児(こんでい)とは、奈良・平安時代の地方軍事力として整備された軍団で、富裕者・有位者の志願兵で構成されていた。
⭐ 夫が裏庭に水やりをしている時、ホースから水が漏れているのに気づいた。
見るとホースが2cmほど裂けている。それを夫に言うと知っているという。
一体いつからそういう状況なのか知らないが、なぜすぐに対処しないのだろう。
裂けている箇所は一ヶ所だけで、蛇口から2mほどのところだったので、切って短くすることにした。さほど時間のかかる作業でないが、私の仕事は毎日このように増えていく。