さぬき市遺跡見学会へ

※ 昨日、あいにくの雨模様だったが、古墳見学会に参加した。
津田古墳群の一部と富田茶臼山古墳を見て回り、最後にさぬき市歴史民俗資料館を見学した。

・最初に訪れたうのべ(鵜部)山古墳は、津田町鶴羽鵜部にあり津田古墳群の中では最も古い3c後半、卑弥呼がなくなった頃に造られたという。1989年県により測量調査が行われたが、その後の宅地開発で前方部が破壊されかけた。

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2007年、破壊されかけた法面がセメントで保護措置された。
これがうのべ古墳の前方部先端。

前方後円墳の場合、前方部が低く細いほど古い古墳といわれている。
この地域は東西方向に向いた竪穴式石室が多く、棺は高野槙が多いが、ここはまだ発掘はしていない。

・次に、岩崎山4号墳へ。場所は津田町津田南羽立にある。
ここは江戸時代の1809年発見された。造られたのは4c半ば。

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前方部から後円部を望む。(東から西を眺めている)
後円中央部に祠があり、その下に2つの石が置かれている。これは石棺の蓋が2つに割れたものという。ここからは多くの副葬品が出ており、鉄剣、鏡、円筒埴輪、家形埴輪などが、さぬき市歴史民族資料館に展示されている。

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後円部を囲むこれらの石の中には4cのものがあるやもしれないとのこと。

講師は大川広域行政組合の松田朝由氏で、古墳時代の古道を探る計画もあるとのことで、そちらも大変興味深いし、楽しみだ。


※ 今日は午前中、夫とともに特定検診へ行った。
朝食抜きでの検査があったので、帰りにうどん屋さんで食事を済ませた。
久しぶりに食べたおでんが美味しかった。寒くなったせいかもしれない。