夫の老い

※ 年金支給日だった。
夫の認知機能の衰えを多少なりとも送らせる効果があるかもしれないので、年金の受け取りは夫に行ってもらうようにしている。
銀行口座2つ、郵貯口座1つのそれぞれの処理を紙に書き夫に渡した。
出金3つは間違えていないが、銀行の1つがどうしても記帳できなかったというのだ。
その後買い物に出たついでに私が記帳したが、何も問題はなかった。
こんな風なことが時々ある。

昼前に出かけていた夫がケータイが壊れたので見て欲しいという。
夫は二つ折れのガラケーを使っているが、外側の表示は出ているのに、開けると中のディスプレーが真っ黒になっている。
取扱説明書を見ても該当する項目がなく、○コモに電話すると、壊れているようだからショップに行ってくださいという。
念の為以前私が使っていたガラケーも持っていく。
ショップでは私のガラケーに夫のsimカードとデータを移行して、使えるようにしてくれた。
私のガラケーはタイマーやアラームで、料理の際に使っていたが、夫のはディスプレーが壊れているのでそれらの機能を使うことはできない。

夫はこういう雑用がまるでできない、というかする気がない。
夫の認知機能の衰えは私の雑用の増加を意味するので、できる限り元気でいて欲しいが…。