沢知恵さんの近況

毎日新聞 2月17日の特集ストーリーで、沢知恵さんの近況を知った。
日本人の父と韓国人の母の元に1971年に生まれた知恵さんは、牧師である両親の影響で、日本、韓国、米国の3ヶ国で過ごしてきた。

音楽の道に進んだ知恵さんは幼い頃から父に連れられ、ハンセン病療養所大島青松園を訪れていたが、歌で入所者に恩返しがしたいと、2001年以来園で無料コンサートを開いて今年で19回目となる。
私も過去に2度ほど参加したことがある。

知恵さんは5年前二人の子供と共に岡山へ移住したという。
大島に近いし、各地のコンサートにもでかけやすいことが決心させた理由。
彼女は昨年4月に岡山大大学院に入り、ハンセン病療養所の音楽文化史をテーマにした研究を始めた。
国立の全13療養所の園歌を集め、歌詞に込められた意味を入所者らへの聞き取りを重ねて分析する。
各療養所にどんな音楽があり、入所者は希望を見出したり、時には絶望の中のよすがとして口ずさんだりしたのか。解き明かすことで生の証を残せるのではと考えている。

たとえ療養所が無くなっても、大島でコンサートをしたいと知恵さんは願っている。
それが「あなたたちのことを忘れませんよ」というメッセージを伝え続けることにつながると…。

沢知恵さんの生き方からも元気をもらえる。



※ 旅から帰ると、近くのバイパス沿いのコンビニが閉店していた。
開店してからまだ2年ほどだと思うが、ニュースによく出ている24時間営業ができなくなったのだろうか。
厳しいコンビニ業界を目の当たりにする。



※ 昼ごはん。

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切り干し大根たっぷりのおばあチャーハンとマンバのけんちゃん。