無事帰りました

4日7:15amに家を出て、13日12:10pmに戻った。
松山の長男宅に着いたのは、11日11:30amで、我が家からは7泊8日の旅だった。

1日目 我が家~香南町 24.5
 暖かな日で、だんだん上着を脱いで歩く。
疲れるせいか、おなかが空いているのに食欲がない。
12:30頃うどん屋さんに入り、前会計を待っているとき、チカチカして貧血を起こしそうになった。
この初日の経験はあとで役立った。
つまりおなかがあまり空かない状態で食べておくこと。
この夜は体中が痛くてなかなか寝付けなかった。

2日目 香南町~琴平町 24
 出発時から雨でそのうち風も強まる。
強風で傘が差しづらく、カッパと帽子のみで歩く。
帽子の縁から雨が垂れる。
時々ハンカチでメガネと顔を拭いていたが、カッパの左ポケットに入れていたハンカチがなく、落とした様子。
ハンカチは一枚しか持ってきていないので、このあとはタオルを首に巻く。
リュックの重さは8圓如∈把禪造硫拱にしてある。
しかし、お茶一本を買っても500珍?┐襪錣韻如ΑΑΑ

3日目 琴平町観音寺市 20
 主に国道377号を歩く。
コンビニが少なく、トイレに困る。
今回の旅で、トイレはガソリンスタンドをよく利用させてもらった。
どこでも気持ちよく貸していただいた。
コンビニのトイレは借りたら、買うものが無いときはガムなどを買った。荷物にならないので。
ガソリンスタンドは買うものがないので、お礼を言うのみ。ほんとうにありがとう。
この日は初めての温泉で、疲れがとれた。
サウナも利用した。
この宿はお遍路さんが多く、神奈川から7人で参詣しているという女性と話す。

4日目 観音寺市~三島 24
 川之江を歩いていたとき、北海道から着たという大学一年生の自転車旅行の青年に声をかけられる。
テントなどを積み、駅でも寝たとか。
一年の時しかゆっくりできないと思い、旅行を決めたという心身共に健康そうな好青年。
国道11号線も歩道状況が悪い。側溝のフタの上を歩くことが多かった。

5日目 三島~新居浜 24
 この日から後半に入る。
朝三島のホテルを出るときは雪が舞っていた。
毎日、朝夕のストレッチと足のケアには気をつけているが、昨日ついに左足に一個・右足に二個水ぶくれが発生。右足首は二日目から少し腫れているので湿布薬を貼っている。
水ぶくれはカットバンで処置する。
帽子をトラック通過後の風圧で飛ばされ、下の田圃まで拾いに行く。
トンネル用に持参したHeadlightのベルトで帽子を固定する。

6日目 新居浜~小松 26.5
 昨日・今日と疲れを感じる。
ラッキーなことに今夜は二回目の温泉だ。
その上初めての二食付き宿泊。
西条で古い友人がいるので、連絡しようかと思ったが、緊張がとぎれそうで止めた。
宿に着いたのが3時前だったので、時間的にも無理だった。判断は正解だった。
久しぶりにまともな食事をして、サウナで暖まる。

7日目 小松~重信 25
 昨夜早く寝たので、4:40に目覚める。
フロントのおじさんによると、5:30から入浴可と聞いていたので、入りに行く。
ところが、温度が41.6℃と表示してあるのにぬるくて出られない。
仕方なくシャワーで身体を暖めてから出る。
40分余りも朝風呂に入っていた。
おじさんの話によると、不景気になって以来トラックが高速を走らず、下を通るようになった。
確かに国道11号の横断は簡単ではない。
基本的には右側を歩くが、状況判断で反対側に移らねばならないことがしばしばある。
横断には相当注意が必要だ。
トンネルが二つあり、長い方が300m台の距離の上歩道がないので、ヘッドランプをつけて、壁に貼り付くように歩く。
砂埃もひどい。わたしは花粉症なので、ほとんどマスクをしているが、トンネル内では特に役立った。目の中にも細かい砂が入ってくる。

8日目 重信~長男宅 14
 愛大医学部後期試験日が近いので、重信のホテルは受験生が何人かいた。
最終日を迎えられてうれしい。
昨日「則の内」というところから国道11号を離れ、県道334号を通っている。
今までで一番短い距離で、昼前には長男宅に着いた。

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無理をしないで、頑張ることを心がけた。
ラーメン屋のおじさん・おばさん、フロントのおじさんなどたくさんの人たちに励ましてもらった。
自分の足がとてもいとおしく感じた。
歩くことが祈りに通じることも感じた。
宿泊先の下調べや暗くなっては歩かないなど、注意したこともたくさんあった。
トイレはリュックの置き場所がないところが多く、重い荷物を背負ったまま用を足し、立ち上がるのに苦労した。
歩き旅をする人が増えれば、広いトイレも増えるのだろうか?
道路はつくづく、歩く人のためのことを考えてないことがわかった。

さて、次の準備をしなくては・・・。