Settlement

☆母の死去後の処理に追われている。
49日が過ぎてから公表するつもりだが、一人の人間の死をしばらくの間にせよ内密にしておくのは難しい。
さまざまな事務処理の過程で、どうしても知らせなくてはならない人がいる。いちいち事情を話して、秘しておく旨お願いする。


個人情報保護法ができてから、却って個人情報を明らかにせねばならない場面が増えているように感じる。

今回の母の場合でも、心停止が救急車内であったことから、病院で警察による検視が行われた。
その際、いくら警察とはいえ介護施設の看護師さんの個人情報まで根掘り葉掘り尋ねていた。
施設職員の方の話によると、病院での心停止以外は検視が入ることが多く、家で死ぬことが難しい理由の一つでもあるということだった。

また電話帳に番号を記載してなくても、さまざまな電話がかかってくるという現実もある。


グリーンランドのロック・クライミングに挑戦した日本人夫婦のドキュメンタリーをみた。
命をかけて遊ぶという行為に、人間の不思議さ・おもしろさを感じた。
私にはないものだが、とても人間的な行為に思えた。