「原子炉時限爆弾」 広瀬隆著 ダイヤモンド社

★ 1987公開 アニメ映画「風が吹くとき」が思い出されて仕方ない。
政府が言う放射能から身を守る方法を忠実に実行しながら、汚染で亡くなっていく善良な老夫婦。
 
著者は次のように書いている。
戦後50年間日本での地震は休眠期にあったが、1995の阪神大震災から活動期に入り、この16年日本中で立て続けに起きている。
日本で稼働中の全ての原発活断層の上にある。
 
日本に住む以上地震は避けられないが、放射能汚染は原発を停止すれば避けられる。
ウィーンに行ったとき、現地の日本人ガイドが、自分は地震から逃れるためにここに来た。 と話していたことを思い出す。
日本列島の骨組みができたのは3000万年前だが、現在のような陸地が形作られたのは1万年前で、数億年から数十億年前に作られた西ヨーロッパの地とは安定度がまるで違う。
 
地震による原発事故で、電力会社や国の原発推進者たちは、自分たちだけはそれ以後も変わりなく生き延びられると本当に思っているのだろうか?
あるいは、ロスチャイルドに牛耳られ、手も足もでないのか?
しかし、イタリアのように国民投票原発を無くしている国もあるのだから。
 
 
★ 香川は大雨警報が出ている。
今朝、長靴にカッパを着て、傘もさしてウォーキング中、一部が土砂崩れで通行できなくなっていた。
県警のパトカーがきて検分中だったので、そのままUターンした。