夫の近況

※ 無気力で、腰が痛い、しんどいと、何事にも不活発だったが、少し元気を取り戻しつつある。

意味不明の発語が多いのは相変わらずで、私が常にいる居間に入ってくるときは、「あめが~~」…これはかなり以前から言っている。おそらく雨がの意だろうが、雨が降っていてもいなくてもなので意味不明。「ジブリジブリ、燃えよりますかな?」…これはストーブを焚き始めてからで、言いながら前に座り蓋を開けて薪を入れる。私が入れたばかりでも燃えように関係なく入れる。
夕方囲碁から戻り入ってきたときは「イヤ~~」…私が無視しているので目を向けて欲しいのか?せめてただいま~なら返答できるのだが、イヤ~どうした?と毎回突っ込むわけにもいかない。
発語はこのようにパターン化されており、意味のあるものは少ない。

買い物を頼むと3つ以上は覚えられないのでメモが必要。これは私もそうなので偉そうなことは言えない。認知症が進むのを避けるために、年金を下ろすATMにも行ってもらうようにしている。

一番邪魔なのは食事時にTVを観ていると、喋り始める。
私が録画してある番組を観ていると、喋り続けるのでTVが聞き取りにくくなり、あまりに邪魔なときは「静かにして!!」と注意するが、5分もするとまた喋り始める。

一昨年は50mも歩けなかった。
それに比べるとかなり回復している。
先日はオリーブの苗木を5~6本買ってきて、野菜畑の畝の東側に植えていた。
若い頃から木が好きで、何でもかんでも庭に植えた。
剪定などの手入れをしないので、その作業は私に廻ってくるし、私も脚立に上がるとふらつき始めたので、今はできるだけ減らそうとしている。
オリーブの近くに柿の苗木も植えていた。孫もいないし、実をつけるまで自分の寿命があるかどうかもわからないのにというと、それは自分も自覚しているようだった。

野菜づくりも出来不出来が激しく、この冬は大根もほとんどダメで買って食べた。
その前の年は上出来で、切り干し大根もたくさん作ったのだけれど。

まあ、苗木を買ったり野菜を作ったりは肉体も精神も回復しつつあるのだろうから、好ましいことだ。
午前中は畑仕事と今は薪割りも、午後は囲碁へ。
先日囲碁仲間の1人が亡くなった。
津田に住んでいた人で、タチウオを釣ったと2度ほどいただいたことがあった。
来ないなと思っていたら亡くなったという。
一方、91歳で自分で車を運転し、くる人もあるという。