ムカデを風呂場で発見

※ 我が家はエアコンがない(4.5畳の夫の部屋に1台あるのみ)ので、夏場は家中の開口部を網戸にして開け放っている。

朝、風呂場でムカデの尻尾がのぞいているのを見つけた。

立て掛けてあるバスマットの下から1cmほど出ているそれを発見。さて殺虫剤を使わず逃げられないで捕まえる方法を考える。敵は隠れているつもりだから動く気配はない。ベランダに置いてある古い包丁を持ってきて背の部分でしっかり押さえた。マットを除けるともがいている。ここから切れて長い部分が動いていくことは当然考えたが、体の1cmが切られれば生きてることはできないだろうと思われた。

その後はギコギコしながら体を4分割した。

 

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左上の頭部はこの時点でもまだ元気に?動いていた。

4分割したのは速く絶命させようと思ったからだが、その効果はあったのか疑わしい。

ムカデは外にいる限りどうということはないのだが、家の中に入ってくると仲良くできない。

長男が幼い頃夜中に急に耳を痛がりだし、オリーブオイルを耳の穴に流し入れ小さなムカデを取り出したことがある。

なぜムカデが耳の穴に入っていると分かったのか思い出せないが、ひどい痛がりようで何かが入っていることは分かったと思われる。

 

週に一度ヨーガに通っているが、そこは70歳代の夫婦が古民家を自分で手を入れながら暮らしている。

庭はオオバコを中心に雑草がたくさん生えているが、キチンを刈り込まれている。

先日そこに蛇がいて、歩いていたインストラクターが危うく踏みそうになったが、瞬間「ごめん、ごめん」と驚かせたことを詫びていた。

私なら蛇に驚かせられたことに対する嫌な思いが先に立ち、蛇を驚かせたことを詫びる言葉は出てこない。

イーデス・ハンソンのエッセイを読んでいて、庭で昼寝をしていて蛇にキスされたことがあると書いていたことも思い出した。

自然の中で生きるにはこれくらいの度量がないとダメなのだと思う。

 

さて、先のムカデはいったいどこから入ってきたのか?

私はてっきり排水口からと思ったが、夫は排水は下水道につながっているのでムカデが入る余地はないという。その真偽は知らないが、網戸もレールの隙間とかムカデの入る可能性はあるとは思う。