二男の失業
※2月初め全く突然二男の失業の話を聞いた。
専門学校を卒業してから15年、真面目に仕事をしてきた。
正社員といっても組合も労働者の権利も、ないに等しいことを知る。
会社は昨年から45歳以上の希望退職を募ってきたが、応じる人がおらず、35歳の独身である二男に話が回ってきた。
切りやすい人物を切るのだ。
それからの40日余りは職探しと将来の不安で、本人はもちろん私も気の休まらない日々だった。
先日やっと目処が立ち息抜きに帰省した。
家から下の田んぼに降りたところに土筆があったと収穫してくれた。
袴も取って綺麗に掃除してくれた。
ここまでしてくれるとすぐに調理できる。お向かいのひとり暮らしのおばちゃんにもお裾分け。おかげで春の味覚を堪能できた。
もちろんチェーンソーと丸鋸で薪作りもしてくれ、これでもう今シーズン中の薪の心配はいらない。
昨日大阪へ戻る日、今年はウグイスはまだかと聞かれ、そういえばまだみたいと答えたが、今日鳴き声を聴いた。
あとは娘と長男が帰省の折に、草抜きと剪定作業をしてもらう。
忙しい帰省だったが、息抜きはなったかな?