2013年(平成25年)美智子皇后(当時)79歳の誕生日に際しての言葉

YouTubeで家事をしながら前川喜平氏の講演を聴いていた。

その時2013年の美智子さんが79歳の誕生日に際しての会見で、「五日市憲法草案」に触れていたことを聞いて驚いた。

五日市憲法草案は1968年色川大吉氏がゼミ生と五日市町(現あきる野市)の深澤家の土蔵から発見したもので、1881年に書かれたもの。

宮内庁のホームページで調べてみると、美智子さんはかつて五日市の郷土館で憲法草案を見たことを思い出し、ーー近代日本の黎明期に生きた人々の、政治参加への強い意欲や、自国の未来にかけた熱い願いに触れ、深い感銘を覚えたーーとある。

2013年7月は参院選で自民・公明両党が参議院過半数を上回り圧勝し、憲法改正に向けて勢いを強めていた。その中で10月に迎えた誕生日の会見で、ーー五日市憲法が長い鎖国を経た19世紀末の日本で、市井の人々の間に既に育っていた民権意識を記録するものとして、世界でも珍しい文化遺産ではないかと思いますーーと述べているのだ。

つまり憲法改正の動きに暗に強く異を唱えているのだ。

深い見識の持ち主だと思う。

 

 

※ 今冬は工務店やクリーンセンターや子供たちのお陰で薪がふんだんにあり、贅沢にストーブを焚いている。ありがたい事だ。

 

 

※ 寒川町神前にサンドイッチの店がオープンしていると聞き行ってみたが、私の好みでなかったので、多分2度と行くことはないだろう。

 

 

※ 夫が柚子の実を全て収穫したので、松と柚子とスダチの剪定をシルバー人材センターに依頼した。

 

※ 耳鼻科へ行く。聴力検査は毎回だが、今日は赤外線カメラを使った平衡機能検査もあった。耳鳴りは頭の左の方から聴こえるが、音の大きさは多少減っている気もする。薬はいつものメコバラミン28日分が出る。