ミュージカル「いろはにこんぺいとう」

※ 昼ごはんに、葉ごぼうを炊こうと準備している時だった。

固定電話に女性の声で「〇〇さんですか?代わります。」と言う。

一体なんのことだろうと思ったら、夫の声で「山で車が動かなくなったんで、板切れか棒切れを持ってきてくれ」と言う。

どこにいるのか聞いたら、雨滝山の南斜面にいるが、行き止まりだからすぐわかるという。

車の状況もわからないし、よろよろして手も不自由になっている私が行っても何もできないことは想像できるが、とにかくケータイを持たずに山にいる夫を放っておくわけにいかないので、ガスを消して現場を探しに行く。

簡易舗装をした細道が行き止まりになっていて、その横の土があるところでバックしてUターンしようとしようとしたが、後輪が空回りして動かない状況のようだった。

筵を敷いて脱出を試みようと男性が作業してくれていた。

傍に女性がいて、この人のケータイで家の固定電話に連絡をくれたらしきことがわかった。

話をしていると、うちの子供たちが保育園時代にお世話になったY先生であることがわかった。40年も前のことだからすぐにはわからなかったが、Y先生は元気そうだった。

車屋さんに頼むこともなく、夫の車は無事脱出。

煮物が途中なのも気になり、お宅のだいたいの場所を聞いて、早々に帰宅。

昼食後いちご大福を買って夫に礼に行かせた。それくらいのことは自分でやってもらわないと。

結婚して45年、実に面倒くさい夫だが、お互い先が長くないので、我慢と諦めと・・・。

 

 

※ 午後は「劇団プチミュージカル」の最後の公演「いろはにこんぺいとう」を観に三木町へ。

15:50にKさん宅に集合し1台の車で文化交流プラザへ。

この劇団は宮沢賢治の「農民芸術」と志を同じくするもので、39年間ミュージカルの手法で600人を超える子供たちを育ててきたという。

今回の作品は長野・上田の無言館にある太田章さんが描いた妹和子さんの絵に着想を得たそうだ。

19:30帰宅し、カップ麺の夕飯を食べる。