18~21日

18日
 図書館へ本の返却に行き、次に読みたい本を依頼する。
いつも行く近くの図書館には本が少ないので、読みたい本はたいていしばらく待たねばならない。
前日から寒波到来で冬らしくなっている。
夜は三船プロの「赤毛」をみる。
幕末から明治維新にかけて、世直しをかかげて旧政権と戦った赤報隊を描いている。
今通っている古文書講座でも「ええじゃないか」運動辺りを読んでいるので、興味をもってみた。

19日
 寒いが火山を散策する。
雨滝山の麓にある自然科学館に駐車して、旧道峠-びんだらい-火山三角点-採石場跡と歩き、旧道を廻って駐車場にもどった。
車に乗り込もうとすると、科学館の職員の人が無事だったんですね~と声をかけてくる。
女の人が一人で山へいくようすだから心配してくれていたそうだ。
イノシシが多いという。
確かに、途中猟銃をもったおじいさんに3回も会った。同じおじいさんだが、ワナをしかけていた。
夜は別役実の「マッチ売りの少女」を観る。
寺島しのぶが主演だが、なんとも違和感のある作品。
夜更けて訪れた女性が、自分はあなたたち夫婦の娘だと言うし、そのうち自分は父に性的に弄ばれたと言うし、そのうち外に待たせてある弟も家に入れて欲しいと言い、ドメスティックバイオレンスが繰り広げられ・・・。
なんだか見てはいけないものを見てしまったようなイヤな感覚が残る。

20日
 昼食に食パンを焼き、圧力鍋でとろりと煮た白菜とスペアリブをいただく。
オーストラリアの若い友人からメールが届いており、アルバイトでつないできたが、高校の日本語教師として定職が決まったとのこと。
早速返信したが、文面を書くのに半日かかった。

21日
 朝、大阪の二男から発熱で仕事を休むとメールがあった。
ここ数日の冷え込みで風邪を引いたようだ。
今朝は家から見える「笠ヶ峰」の美しい姿も真っ白だった。
スーパーに行ったり、銀行に行ったりした後、30分ほどウォーキング。