旅が近づいてきた

午前太極拳の練習会場の掃除があった。
わたしたちのグループは8人でホールの窓と靴箱を掃除し、一時間半ほどで終わった。

帰ってから掃除ついでに、換気扇とコンロまわりを磨いた。
コンロは被せてあるプレートを初めて外し、外の水道で洗った。
ここまで終わったら、3時をまわっていた。


旅が近づいてきて、事前学習最後はチェホフ「サハリン島」を選んだ。
文庫で読みたかったが、県立図書館には中央公論の全集に収められているものしかなく、それでもB6版で案外読みやすい。
チェホフが訪れたのは1890年だから、120年近く前の話だ。
しかし、トイレ事情の悪さは当時も今もで、進歩はわずかのようだ。

米原万里さんのエッセイにもトイレ事情の悪さや、パンツの進化がないことが書かれてあった。
男たちはパンツをはかないので、大を済ませた後ペーパーも使わずルパシカの裾で拭う。
万里さんのプラハ時代の友人たちもお手製のパンツをはいており、パンツは市販されていなかったと書かれていたように記憶する。

思いつくものを少しずつ準備しよう。


娘が京都の大文字送り火を見に行った。
新聞によると、11万人の人出だったそう。
さぞ暑かったろう。