旧満州その3
★ 今回は瀋陽。
一度館内の敷地に入った脱北者を、中国警察が引きずり出そうとするシーンが何度もTV放映された。
清朝初期の皇帝が重大儀式を執り行った建物で、工事中のため中は見られなかった。
この建物から手前に向かい両サイドに、大臣執務室が並んでいる。
中は軍旗や武具などが展示してあった。
台湾故宮博物館などと異なり、調度品がほとんどなく、建物自体が博物院となっている。
清の初代皇帝ホンタイジとその妻の陵墓。
一番大切なのはこの最奥部にある墓だけなのだが、その敷地たるや広大で、その意味では明治神宮と似ている。
しかし特に警備員もおらず、何年か前明治神宮本殿の写真を撮ろうとして警備員に制止されたことを思い出した。神聖な場所の写真を撮るのはけしからんということだろう。
中国の方がこの点では民主的かもしれない。
敷地の入り口からエントランス入り口までも遠いので、雨でもあるしカートで移動した。