高鉢山(512m 綾川町西分)

★ 定例登山の下見に高鉢山に出かけた。

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県道17号の「山角」バス停を過ぎたところに路肩の広い部分があり、ここに駐車した。
家を出たのは6時過ぎで、コンビニに立ち寄り、駐車スペースに着いたのが7:07、ゆっくり歩き始める。
キャンプ場事務所近くの登山口に着いたのが7:43、3つのロッジを過ぎるとつづら折りの木の階段(急登)が延々と続いている。 立派な合目表示板が励ましてくれる。
8:20山頂に着いた。 写真は山頂南側で、もう10年以上前になるか、ここから空港の滑走路が見えた記憶があるが、今日は靄もかかっているし、樹木に遮られて眺望はほとんどない。


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ここが山頂北側の三角点。 登山道も山頂もとてもきれいに整備されていた。


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登山口まで下り(9:05)、少し西へ進み、「風穴」を見学した。
途中キャンプ場の炊事場があり、水道を借りて顔を洗った。 生き返る。
風穴とは自然を利用した貯蔵庫だ。


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風穴の中は7℃だった。 外気は25℃はあったと思われる。
石垣を保護するためにネットが張られていた。

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風穴の上の三角屋根。
一体どこから冷風が来るのかと思うが、側面の石垣の間からしか考えられない。


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風穴の説明板。 蚕卵紙とはカイコガが紙の上に産み付けた卵で、紙の大きさは半紙ほどだったそうだ。 明治を支えた生糸業のため、農家は養蚕が盛んで、昭和30年ころまで夫の実家も蚕を飼っていた。 蚕卵紙を購入し、蚕を育てる。

風穴はおそらく漆喰壁の立派な建物の中にあったのだろう。
今は建物はなくなり、風穴だけがかろうじて残っている。

帰りに西庄にある「柿の里」という御飯処(当日の昼食予定)を確認し、帰宅した。(11:00)