川内原発

★ 川内原発にウランが入ったという。
ひと月後には再稼働が始まる。

2011年の事故以来、大飯原発3・4号機の10か月間の運転(2012.7~2013.9)を除き、日本の原発はすべて停止している。 その大飯原発の10か月間稼働も、時のおおい町町長時岡忍の息子が大飯発電所の下請け会社社長をしていたこととの関連が取りざたされている。

2011年春2万人の人が亡くなり、震災・原発関連死も増え続けている。
仮設住宅や避難生活を強いられている人は30万人を超えている。
こんなに悲惨な経験をして、4年余りで川内原発再稼働だという。

太平洋戦争での死者は日本人300万人余り、世界では2000万人とも3000万人とも言われるが、この中には虐殺されたユダヤ人や南京虐殺の死者は入っているのか? 原爆の死者や東京大空襲の死者は? 正確なデータはわからない。
その経験の上に、過ちは繰り返さないと誓い、日本国憲法を作った。
安倍内閣は御用学者やイエスマン取り巻きを集め、憲法学者違憲と判断する解釈で、日本国を戦争へと導こうとしている。

大きな大きな犠牲が報われない方向へ向かっているという意味で、川内原発再稼働も安倍内閣の勝手な憲法解釈も似ている。