連休

★ 連休は息子たちが帰省した。

次男はいつもならバスで3時間のところが、6時間かかった。
台風後の道路状況混乱と夏休み最初の連休で、バス乗り場は5月の連休以上の混みようだったそうだ。
夜勤明けだったので疲れただろうが、遅い昼食を食べてから、田や畔の草刈りをしてくれた。
翌日曜日は長男が帰宅。 こちらは定刻に到着した。
みんな昼ご飯を済ませていたので、残り物や有り合わせで長男の食事の準備をした。
夕飯は近所の料理屋で。

風呂上がりに用意していた浴衣を着せた。
和服の伝統も継承してほしいものだ。

次男が持ち帰っていたDVD2本のうち「八墓村」(渥美清金田一を演じているバージョン)を見た。
昔見ていたはずだが、全く覚えておらず、誰が犯人かも忘れていた。
もう1本は「グッバイ・レーニン」で、これは初めて見た作品。
ドイツ統一前、東西に分かれてしまった家族の物語。 民主化を求めデモに参加している息子を見て心臓発作を起こし、何か月も眠り続ける母親の状況に、医者は今度発作を起こしたら命取りになると伝える。 その間ドイツは統一し、息子は母親がその変化にショックを起こさないよう周囲を旧東側の環境にし、涙ぐましい努力をする。

主役の男優がフランコ政権末期を描いた「サルバドールの朝」の主役俳優と同一人物だった。
「サルバドール…」は正当な裁判を受けられずに、独裁政権によって死刑執行される青年を描いている。
「グッバイ…」はドイツ統一前後を描いているので、「サルバドール…」の方が時代背景としては15年ほど古い。
2本とも楽しめた。

もう一つは新聞に掲載されていた算数の図形問題を、4人で考えたこと。
私と夫は10日以上前から考えていたが解けてなかった。
三角形の長さの比を問うもので、月曜日の朝長男が解いた。
その解法を教えてもらったが、難しすぎると思った。
まあ、解けてすっきりしたが、やはり難しすぎる。

こんなことをしながら、次男は2昼夜の、長男は1昼夜の休みが瞬く間に過ぎた。