近況

※ 11/10…虚空蔵山へ登る。低山なのでお茶も持たず出かけたが、山頂で喉が渇き、バッグに入れてあった干からびたみかん1個に救われる。
帰宅して薪の整理。昼は夫とうどん屋へ、冬場は二人とももっぱらしっぽくうどんを注文している。


※ 11/11…長尾・前山での「空海セミナー」に参加する。
将来遍路に行く気になるかもしれないので、参考になるかもとの動機から。

講師が二人で、一人は遍路体験記の紹介をした。
223冊の本があり、古いところは荻原井泉水の「遍路日記」(婦女界社1941)、高群逸枝の「お遍路」(厚生閣1938)、高群には2004年に岩波書店から「娘巡礼記」も出ており、これは前記の改訂版で内容は同じかもしれない。車谷長吉の「四国八十八ヶ所感情巡礼」(文藝春秋2008)、石川文洋の「四国八十八ヶ所私の遍路旅」(岩波新書2008)もちゃんと掲載されていた。
家田荘子の「四国八十八ヶ所つなぎ遍路」(KKベストセラーズ2009)も比較的少ない女性著者の一人。

もう一人はカナダから日本に帰化した若い青年で、主に徳島で遍路普及活動をしている。写真やグラフなどをプロジェクターで映しながら遍路の素晴らしさを解説した。

2014年、スペインの巡礼路を130kmだけ歩いた。
コンポステーラ大聖堂に着いても何の感慨も湧かなかった。
なので、八十八ヶ所を歩いても同様な気がして、まだ意欲が湧かないのだ。

この空海セミナーは毎年開かれ、10年続いているとのこと。
世界遺産登録の機運は高まっているようだが、いいことなのかどうか私にはわからない。


※ 11/12…ネットで購入したスマホの車載ホルダーが届いた。
今カーナビに入れてある地図ソフトは2013年秋に買い換えたもので、中日本・東日本を加えた3枚組で2万円だった。西日本だけでよかったのだが、バラ売りはなかった。
しかし4年経ち、すでに古くなりつつある。
今はスマホにカーナビアプリがあるので、これを使わない手はない。
翌日、早速高松庵治町和食屋へ、スマホのナビで昼ごはんに出かけた。
最短距離を指示しているようで、細い道もあったが、スムーズに行けた。

午後、夫が石田高校祭へ行き小さなみかんを一袋買ってきた。300円だったそうだ。
綺麗にタワシで洗い、オーブントースターで少し焦げ目が付くくらい焼いて、皮ごと食べる。
キンカンみたいな味がして美味しい。
この食べ方は、TVばかり見ている夫が「体にええそうや!」と受け売りした。
体にええのなら、まずはタバコをやめる方が先だが、妙に健康オタク的なことを時々言う。


※ 11/14…友人に誘われていた「林家木久蔵講演会」のため、ベッセルおおちへ出かけた。
落語家なのに講演しか聞けないのかと思っていたら、最後に一つだけ落語が聞けて、出かけてきた甲斐があった。