東京その2

※ 今回の都心でのホテルはカプセルホテルを利用すると決めたものの、いざ場所を決めるとなると迷ったが、新宿に決め6月に予約した。その後再びサイトを開くと前回より2人で5千円安くなっていたので、こちらを予約し直し前回のをキャンセル。ホテル選びはタイミングが難しい。
フロントはバングラデシュ人のお兄さん、利用者は外国人の若者が多い。

カプセルはどこもそうだと思うが、ロッカーに全ての荷物を入れ、寝床はロールカーテンがあるのみなので、荷物の出し入れが不便。2泊目は荷物全部を寝床に持ち込み、シャワーやトイレ時には貴重品を持っていった。
便利なのはチェックインが13:00からできることと、シャワーは24時間使える。
ネットにはバスタブがあると載っていたが、現場は調整中と貼紙があり使えなかった。
連泊でもチェックインは毎日で、支払いもその都度。
寝床とロッカーは5f、シャワーと洗面は7f、フロントは8fで、フロント以外は男女別のエレベーターになっており、用事を済ませ次の階に行く時、今自分がどの階にいるのかわからなくなることがあった。

26日…この日は都電荒川線を徘徊。
南陀楼綾繁著「ほんほん 本の旅あるき」(産業編集センター)を参考にし、一日乗車券(400円)を購入、途中乗ったり降りたりしながら散策した。ちなみに1回乗車は170円だった。
都電荒川線は別名さくらトラムという愛称で親しまれている。早稲田から三ノ輪橋まで30の停留所があり、56分で繋いでいるので、ちょうど山手線一周と同じくらいの時間だ。

早稲田から乗り鬼子母神前で下車。
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生まれて間もない赤ん坊の健康祈願にきた若い夫婦がいた。
この暑さの中を赤ん坊は大変だ。

弦巻通りを探して〈雑二ストア〉という市場やせんべい屋の〈小倉屋製菓〉などを見つけたが、休みのところが多い。
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綾繁さんの本に、この店は通りに面した店でなく、路地を入った工場で買えるとあったので、工場に回ってみるが日曜は休みと貼紙があった。

次は王子駅前で下車し、カフェで休憩する。
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飛鳥山公園に上がる無料モノレール乗り場に向かう。
「アスカルゴ」という愛称で呼ばれており、2分で上まで行く。
王子近くで育ったという倍賞千恵子のアナウンスが流れていた。

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標高24mの飛鳥山山頂。

次は梶原で下車。「都電もなか」を買うためだ。
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明美〉という和菓子屋さんで、このような箱に入っている。10日は保つということで10個入り(1491円)を土産に買った。バラ売りなら@150円といったところか。
この店の冷たい緑茶がとても美味しかった。

お次は荒川遊園地前で下車。
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何しろ暑くて、観覧車に乗ると熱射病で死んでしまいそう。
ちょうど遊園地前にもんじゃ焼きの店があり、もんじゃ焼きとビールで人心地着く。
駄菓子とかき氷も売っているが、かき氷は飛ぶように売れていた。
おじいちゃん、おばあちゃん、夫婦、娘と家族総出で切り盛りしていた。

次は宮の前で下車。
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尾久銀座は1936年の阿部定事件で有名になった。
当時〈まさき〉という待合で事件は起きた。
喫茶〈たうん〉に入り、その場所を尋ねてみたがわからなかった。
ママさんは70代か? 娘が平野レミに似ているというので私は知らないのでスマホで画像を調べたら、顔立ちは確かに似ていた。
店では何人かの常連客らしき男たちが競馬の話をしていた。

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娘が検索したその場所は西尾久2丁目で、住宅が建っていた。

せっかくなので三ノ輪橋まで行き、折り返しの電車で大塚駅まで戻り、JRに乗り換えホテル近くの新大久保へ帰ってくる。
シャワーを浴び休憩し、夕食はホテルのあるビル2fの韓国料理屋で。
生サムギョプサルセット(豚厚切り肉とキムチを焼いて味噌タレや塩ダレでいただく)、海鮮チヂミ、チャプチェ丼、アルコールはチャミスルをロックで。
このチャミスルは韓国焼酎ということだったが、甘みがあり、娘も私も口に合わず失敗したねと言い合った。