東京その3

※ 27日最終日…午前中新国立美術館で、ルーブル作品の肖像芸術展をみる予定だったが、10時からの開館にそうとう並ばねばいけないとあり、帰りの便は14時なので11時には出発し羽田で土産も買いたいし、ラウンジでゆっくりもしたい。

急きょ変更し、六本木のミッドタウン富士フィルムスクエアで開かれている富山治夫展をみることにした。
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26点が展示されていたが、このチラシの作品は1964年の「過密」と題された1点。
この作品の撮影過程がチラシに書かれていたのでそのまま引用したい。
ーー《過密》の都電プラットフォームに人々が待つ光景は、小さな島国日本に人が密集し、溢れていく様子をイメージして撮影された。富山はまず、国鉄に接続している都電の始発駅を調べ、錦糸町駅を撮影地に設定。ラッシュ時には溢れんばかりの人が小さな島で電車を待つ。富山は島の手前、道路の真ん中にわざと立ち止まり、カメラを構える。すると、富山の背後からは車のクラクションが。島にいる人々がその音に反応し一斉に車の方向を向いた瞬間、富山はシャッターを切った。クラクションを鳴らされるところまでが、富山の計画通り。ありふれた日常の光景に、国全体の状況が縮図のように現れた瞬間だった。ーー

富士フィルムスクエアなので、樹木希林が活躍したフィルムCMが年代順に見られるようになっており、しばらく懐かしがって遊んだ。

11時に大江戸線六本木駅で娘と別れた。
今回は土日を挟んで金・月も娘の休みが取れ、ラッキーだった。
私は羽田でまたうどんを食べ、土産を買い、ラウンジでゆっくりしてから搭乗した。
歳をとると全てにおいて、時間にゆとりを持たせることが大切だ。

今回初めて利用したカプセルホテル、長短あるが、深夜に到着した若い人たちが寝床の通路で話す声で何度か目が覚めた。
ホテル内での飲食ができるスペースがなく、朝食はコンビニのイートインコーナーを利用した。
都心では早い時期でもツインルームの空きがほとんどない場合が多いので、カプセルはまた利用するかもしれない。