精神を病むということ

歴史学者那覇潤が教鞭をとっていた大学で、2014年「皇太子徳仁親王による学術講演」の企画が教授会で発表された。

このことを契機に与那覇うつ病を発症し、2017年大学を去る。

・知性は死なない(2018)・・・与那覇の発病の過程など詳しい。

・中国化する日本(2011)・・・3.11以後、中国のような社会で生きるとはどのようなことか?

・日本人はなぜ存在するか(2013)・・・日本人とはいったい何なのか?

・歴史がおわるまえに(2019)・・・よりよい政治や外国との関係を築けるはずという「幻想」はどのように壊れていったか?

・荒野の六十年(2020)・・・東アジアで共有できる歴史をーという理想をかつて追い求める時代があった。

 

以上は彼の代表的な著作だ。

 

皇后が患っている「適応障害」も何か自分が強く違和感を感じるものに出会った時に発症すると私は捉えている。

 

徐京植夫人の場合、与那覇潤の場合、3・11の直後にオリンピック招致を決め、コロナ禍でも強行する日本政府のやり方など精神を病む素材が溢れている。

 

 

※ 松山時代(50年前)、伊予鉄市内線「木屋町」から愛大御幸寮に向かう道筋に雑貨屋さんがあり、そこで手箒を買った。

 

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これがそれ、ベランダを掃くのに使っていたが、体が不自由になり腰を曲げる姿勢も辛くなっているので、捨てることにした。先の鍋に続き、お世話になりました。