ジムへ行ってみる。

※ さぬき市にジムがオープンしたので行ってみた。

今の自分の体の状況を説明し、改善の余地があるのかどうかを相談するためだが、トレーナーは逆三角形の体のお兄さんで、自分の目的とは場違いな感はあった。

しかし目的はきちんと伝えたので、まあ数ヶ月はやってみようと思う。少しでも普通に動けるようなればいい。

こんな田園地帯にジムを作ったというのは、ボディメイクが目的の若い人たちが対象というよりは、むしろ私のような筋力が衰えてきた老人が自立した生活を送るための手助けというほうが需要が多いと思われるのだが・・。

 

※ 先日読んだ「死ねない老人」杉浦敏之著に続いて「続死ねない老人」を読んだ。

その中に、50〜60代から癌になる人が多くなるのは、免疫力の低下が関係しているとあり、私も65歳を過ぎる頃から不調が多くなった。それまでは病気知らずで歯医者くらいしか縁がなく、自分は体力があるので多少の不調もそれで治せる自信があった。

しかし体は確実に老いてきていたのだ。

乳がんで72歳で他界した佐野洋子の心理を著書から引用して、「あと2年といわれたら10数年私を苦しめたうつ病がほとんど消えた。人間は神秘だ。毎日が急に充実してきた。死ぬとわかるのは自由の獲得と同じだと思う。」とあった。

著者の杉浦氏はACP(advance care planning 人生会議)を勧めているが、これは患者を主体に家族や医療ケアチームが繰り返し話し合いを行い、患者本人の意思決定を支援するもので、その最終的な目的とは、先に逝く人の意志に寄り添い、話し合いを重ねることで残る家族が後悔しないようにすることだと述べている。