「チャンキ」森達也著

※ 「福田村事件」を制作中の森達也が7年前にどんな小説を書いていたのか興味があった。

550ページの長編だが、満足のいくものだった。映画監督にしろ小説家にしろクリエーターにとって、自分には今世界がこう見えていて、近未来をこう予測するという内容が描かれる場合が多い。

ここで描かれる近未来の日本はグロテスクなディストピアだが、それらが昨今の状況と似通っている場面が多いことが作品に引き込まれていく原因で、著者の力量を感じさせる。

この問題意識が、「福田村事件」の制作に繋がっていることも納得する。

 

 

20日まで作業してくれた長男に続いて、今日は娘が昼の便で帰省する予定だったが、京王線の事故で不通になり急ぎ中央線に切り替えたが、羽田発の便に間に合わなくなり諦めざるを得なくなった。先ほど新宿から連絡があった。

じゃがいものガレットを2枚も焼き、食べさせるつもりだったが残念だ。

 

 

※ 先日サマーセーターを表裏逆に着ている婦人を見かけた。

私も時々やるが、大抵は外に出る前に気づき、着直すことが多い。

あと、Tシャツの前後ろを逆に着て、首周りが窮屈なので確認すると逆だったということもある。これらは老化なので仕方がない。

気温が下がってきたので、風呂の温度を1℃上げ、便座に暖房も入れた。