Workers of the nuclear plant accident

★ あるテレビ番組で、福島原発事故後の処理に携わる作業員のルポを見た。
 
そこでは毎日3000人の作業員が働き、彼らはそのほとんどが原発事故の被災者だ。
処理を請け負うのは下請けの下請け、そのまた下請け・・・という小さな会社で、東電の社員は一人もいない。
 
ある作業員は言う。 普通の仕事では月給17~18万円で、とても家族を養えない。
この仕事は40万円あまり貰えるので、その金額は魅力だ。
 
そして、下請け会社の社長は言う。 なんとかして東電に気に入られたい!
先日、作業員が被ばく量を少なく見せるために、線量計に鉛カバーを装着していたことが報道された。
 
ボコボコの状態になるようなDVを受けながら、なお加害者から愛されたいと願い続けるDV被害者と似ている。
 
10年経てば被ばくの影響は隠し通せなくなるだろう。
 
しかし今が切なすぎる。