「狼煙を見よ」「怒りていう、逃亡には非ず」松下竜一著

 
イメージ 1
★ 「狼煙を見よ」は、1974年8月30日 東京丸の内三菱重工本社前で、時限爆弾を爆発させた東アジア反日武装戦線メンバー大道寺将司を描いたノンフィクション。
 
「怒りていう、逃亡には非ず」は、旭川刑務所に服役していた殺人犯の無期囚泉水博を描いた作品。 1978年ダッカでの日航機ハイジャック事件で、日本赤軍に指名されたために日本政府に請われ、乗客の人質との交換に応じる。 その後それが逃亡と見なされ、日本政府に逮捕収監される。 表題の由来だ。
 
どちらの事件も過激派の跳ね返りが起こした事件くらいにしかとらえていなかったが、事実は違った。 遅ればせもいいところだが、真相を知ることができてよかった。
 
 
★ 明日は長男が一泊で帰省する。 天候が梅雨のようにすっきりせず、布団を干してやることもできてない。