夏の朝

★ 夏の早朝が好きだ。
近頃は庭に出て陳式太極拳新架一路をやり(15分ほど)、草抜きを1時間程してから朝食の準備にかかる。
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今朝5時頃、バラの木に5個のセミの抜け殻と羽化したばかりで羽を乾かしているセミを見つけた。写真の真ん中にいるのが見えるだろうか。


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ブロックに羽化しつつあるのが1匹いたが、こちらは途中で力尽きたのか7時になってもそのままなのでもうダメだ。

2年ほど前か、羽化の途中で息絶えているセミを何匹か見たので、早朝に殻から出ていないのはダメだとわかった。
羽化が成功してもわずか1週間の命なのに、不条理で儚い。


★ 参院選の投票日が近づき、新聞には「改憲 3分の2の勢い」などの言葉が躍っている。
安倍政権にNOと言いたい人、原発はもう嫌だと思っている人、9条を守りたい人が日本にはたくさんいるのに、なぜこういう記事がでるのか。

菅野完著「日本会議の研究」について、橋爪大三郎が評していた。
日本会議」は安倍政権を支える草の根改憲集団だが、それによると、1997年成立の「日本会議」は「成長の家」人脈が仕切っている。
中身は国柱会霊友会佛所護念会教団崇教真光神社本庁天台宗黒住教などの寄り合い所帯だという。
国柱会宮沢賢治で有名だし、霊友会は私の友人にもいる。神社本庁に至っては帰依する多くの知人がいる。
こういう組織にいる人たちが、選挙になると自民・公明・大阪維新などの改憲勢力に投票するのだろうか。
多くの死者の上に手にした「永久に放棄した戦争」が71年で崩れるなんて、多くの被ばくの影響を受けた人々を生み出しつつあるのに、また福島を繰り返そうとするのか、あと4日間で決まる。