老いじたく

⭐ 玄関からベランダへのアプローチに敷いてある踏み石が浮いて、つまずきそうになっていた。
原因がすぐにはわからなかったが、すぐ横に夫が池(小魚を入れてある)の日覆に植えているミヤマビャクシンの根が原因だとわかった。

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これがその根っこ。

根が重い石を動かすことがわかり、裏庭の楠木も切ることにした。
これは家を建てた当初、親指ほどの太さで1mあまり高さのヒョロヒョロした苗木を植えたものだが、40年近く経ち、高さは何度か低くしたが、今では幹が1m12cmにもなっている。
家の基礎から2m弱しか離れていないので、根はすでに基礎に影響を与えているだろうが、この季節になると新芽が伸びて樋や屋根に覆いかぶさるので、頻繁に枝を落とす作業が必要だ。
その作業がだんだんと困難になって来た。
今は、柘植、紅葉、ツツジ、サツキ、月桂樹、椿、山茶花なども伸び放題だ。
歳とともによろよろし始め、作業もなかなか進まない。
楠木は次男のお気に入りだったが、致し方ない。
何しろ次男がリタイアするまでには30年もあるのだから、私たち夫婦はとっくにあちらの世界に行っている。
当分は新芽が伸びるたびに除ける作業をし、枯らしてから次男にチェーンソーでの伐採を頼むつもりだ。