庭にいたマムシ

※ 夏の朝は忙しい。
太極拳套路もあるし、野菜の収穫、野菜スープ作り、草抜きなど。
自家製野菜にキャベツ・人参・ソーセージ・手亡豆を柔らかく茹でたものなどを加え、固形コンソメ2個だけを入れ味付けする。
2斤のぶどうパンの1/4をさらに1/2にし、それをまた1/2にしたものを毎朝夫と2切れずつ食べるのだが、野菜スープが加わると私は1切れで十分だ。

今朝も朝食を終え、裏庭の草抜きを始めていた。
蚊がたくさんいるので、腰に蚊取り線香をぶら下げる。
周りと同化しているので全く気づかなかったが、少し動くものがあり、あの独特な体表の模様でマムシであることがわかった。体長は20cmほど。

普段は全く役立たずの夫だが、こういうときは助けになる。
早速呼んで、私が持っていた柄の長さが30cmほどの草剃りを渡した。
ところが私が指しているところのマムシが夫はなかなか目に入らないのだ。
やっと場所を理解したが、夫はそんな柄の短いのでは手を噛まれるかもしれないと言い、柄の長い草剃りを取りに行った。
私はマムシが移動するかもしれないので見張っていた。
失敗したら逃げられるかもしれないので、1発で仕留めるよう何度も言った。

振り下ろした草剃りはマムシを真っ二つにした。マムシには悪いけど、ホッとした。
北庭は草丈が伸びているので、マムシが生息することにもなったのかもしれない。
二つになったマムシをそのままにして夫は立ち去ろうとするので、ちゃんと片付けてと言う。
言われたことだけしかできないのは夫らしいといえる。

また今朝は7時から町内一斉清掃があり、これも夫に行ってもらうが、30分で終わったようだった。
今日は夫にしては大活躍だった。