戦死について
※ 毎日新聞8月15日付に、81歳女性の「女の気持ち」があった。
この女性の父はサイパン島で戦死したが、葬儀の日、悔やみの弔問客が言った一言「本当に、犬死にでしたな」に、傷つきずっと心に仕舞ってきた。
そして、ーー今の平和があるのは、あなた方の尊い悲しみの上にあるので、決して犬死なんかではないと。ーーと結んでいる。
私は「あらゆる戦死は犬死である」と思っている。
この投稿をした女性のような考え(戦死に崇高な意味を持たせようとする)が、常に戦争の正当化に利用されてきたと思う。
仏教団体の多くが戦時中、戦死者に特別な称号を与え、顕彰した。
ーー父の死は『国のための死』ではなく『国の間違った戦争のための死』だったーーと述べ、これからも不戦の誓いを守り続けると書いている。
私も戦死した伯父の軍歴証明が届いているので、今年中にまとめ、不戦の誓いを再確認したい。
※ 16日~19日息子2人が帰省した。
1人は今朝早く職場に戻らねばならなかったので、4時に起きて弁当を作った。
今どき手軽に弁当など手に入るが、これは私の親としてのこだわりだ。
17日に夫と子供達3人でこちらの墓参へ行ったが、長男はたくさん蚊に刺されて帰ってきた。
防虫スプレーを持たせていたのに、どうしたわけだろう。
夫は今月盆前と2度参った。
この間観た映画は
・「ガス人間第1号」(1960)…「ターミネーター2」のアイディアがこの作品にあることを知り驚いた。
・「この子の7つのお祝いに」(1982)…原作が横溝正史ミステリー大賞を受賞したとあり、いかにもそれらしい作品だった。
長男は書架の掃除、次男は2F三畳間と廊下のワックスがけや元気がなくなっていたサルスベリの木を切ったりと、しっかり働いてくれた。
17日夕食は志度「冨士屋」、18日は長尾「菊水」で、どちらも会席だったので食べきれないと思い、パックを持参して持ち帰った。
来週は帰省できなかった娘のために東京へ。