小林正樹監督「東京裁判」

※ 今回の二男の帰省中は雨が多かった。

作業ができない時のために映画も2作品レンタルしてくれていた。

1983年公開の小林正樹監督「東京裁判」、4時間37分の作品なので前編後編に分かれている。

日本の現代史が網羅されていることに驚いた。

小林正樹は1916年生まれ、1942年応召されるが関東軍兵士としてソ満国境へ、44年にはフィリピン戦線に送られ、終戦沖縄本島の嘉手納捕虜収容所へ、そこで劇団を編成し捕虜慰安活動をする。

59〜61年人間の条件6部作を完成し、78年に本作の監督依頼を受けた。96年死去。

東京裁判はドキュメンタリーなどで部分的に取り上げられるのをよく見るが、この作品をまとめて観ることを是非お勧めしたい。

 

もう1本は「ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜」で、2011年の作品。1960年代のアメリカ南部が描かれている。「ラ・ラ・ランド」で主演したエマ・ストーンがはまり役を演じている。

白人女性(エマ・ストーン演じるスキーター)によって書かれた「ヘルプ」と呼ばれる黒人メイドたちの心の声。この一冊の本が街に変革をもたらす。

 

※ 昨日は久しぶりに志度食堂へ昼ごはんを食べに行った。

タッパーを持っていき、夕食のおかずもテイクアウトする。鶏と茄子の旨煮、鮭塩焼き、肉じゃが、高野豆腐、さば煮付けと豪華な食事になった。

今日はスーパーで「いもたきのタレ」を見つけたので、材料を揃え、久しぶりのいもたきを楽しんだ。いもたきは30年ほど前、西条の友人家族と加茂川河原で食べたのが初めてだった。