病院へ

母の診察日で病院へ行った。
施設の看護士さんによると、最近は昼夜逆転がひどく、昼間は眠っていることが多いそうだ。

車椅子に乗って運ばれてきた母は眠っている。
レントゲンの結果は順調で、ドクターは手術しなくてよかったという。

この日はじめて母は私が誰だか認識できなかった。


先日来右ひざに違和感があり、旅の出発が近づいてきていることもあるしで、ひざ用サポーターを購入し荷物に入れる。念のために腰痛ベルトも準備する。
二週間ほど前、作家の車谷長吉氏が四国巡礼記を新聞に綴っていた。
それによると、奥さんの高橋順子さん(詩人)が宿の階段から落ちて、怪我をされたという。
彼のエッセイを読んでいると、佐野洋子さんの文章と共通なものを感じる。
一言でいえば、気取らないここちよさのようなもの。

私も今回のルートはトンネルが多いので、事故のないように細心の注意をしたい。