桑原武夫著「ソ連・中国の旅」

岩波写真文庫159に収められている。
最近復刻版が出たそうだが、私が読んだのは1955年8月発行定価100円とある。

ソ連科学アカデミーと中国科学院の招きで、50日間にわたり桑原ら15人の視察団が訪れた記録だ。
軍事施設と飛行場以外は、写真撮影の制限は全くなかったと書かれてあり、わたしが9月に訪れたサハリンよりものびやかだ。
50年以上前の訪問というのに・・・。
教会の中の写真もある。
当時ソ連の一員だったアルメニアの風景も掲載されている。

寒くなった。暖房なしだと11℃になっていた。