映画「THE PROMISE」

イオンシネマ宇多津で1週間だけ上映されている「THE PROMISE」を観た。
第一次大戦と並行して始まった、オスマン帝国によるアルメニア人の大量虐殺を描いているが、その犠牲者は100万人とも150万人とも言われている。
現在のトルコ政府はこの事実を公式に認めておらず、EU加盟への障害ともなっている。

上映時刻は15:45~18:10という中途半端な時刻で、しかも1日1回のみだ。
観客数が少ないと見込んでいるのだろう。

しかしとても魅力的な作品だった。
134分を緊張して観続けたので疲れ切った。

この映画を観に行く前に、長尾でランチを食べた。
店のオーナーは、以前三木町で開かれた原発の学習会で出会った方で、その時来店を勧められていた。
74歳になる女性で、丁寧に作られた一品一品が美味しかった。
コーヒーも付いて800円、儲けはほとんどないだろう。

驚いたのはこの女性の2歳上のお姉さんは、うちの娘が高校時代ESSでお世話になった先生だったことが、雑談をしていてわかった。
この先生には私たちが人形劇をしていた時、メンバーの1人が原書から訳して台本を書き上げる試みをしていた時、どうしても訳しかたがわからない箇所を指導してもらったこともある。
その作品名は「アリーテ姫の冒険」という。そのことも思い出し、懐かしかった。
機会があれば娘を連れてまた訪れたい。

犬1匹と暮らしているというそのオーナーは穏やかで落ち着いた雰囲気の方だった。

そんなわけで、昨日帰宅したのは7時半、遅い夕食を1人で食べ9時には寝床に入った。