高分解能CT検査

※ 呼吸器外科手術前の1つ目の検査、高分解能CT検査があった。
昨日の夕食は5時頃食べ、今日の朝食は抜きで、検査までに口にして良いのはお茶か水のみとあったが、紅茶も飲んだ。もちろんストレートだが、緑茶は良くて紅茶はダメという(そんなことは書いてないが)理由もないだろうと勝手な解釈をした。牛乳、ジュース類はダメと書いてある。

まず静脈から生理食塩水を入れ、その後ヨード造影剤を入れる。
万歳した右腕から注入したが、入り出すとすぐ体がカッと熱くなり、いかに薬剤が血液に乗って速く巡るかがわかる。

とても大型の犬を筋弛緩剤を注射し、殺処分するのを見たことがある。
老婦人の夫が亡くなり飼えなくなり、獣医に殺処分の依頼に来たのだった。
私は当時母が飼っていた小さなシーズー犬の薬をもらいに行き、その光景に出会った。
注射針を刺すのと、こと切れるのは同時だった。
その意味では安楽死だろう。
獣医にはそういう仕事もある。

さてCT検査に戻るが、心配したのは検査中に咳き込みが出始めたらどうしようということだった。
結果的には何度か咳き込んだが、「息を吸って」から「楽にしてください」までの間は咳が出るとダメだが、あとは咳き込んでも大丈夫だった。
仰臥状態でいるのは全部で10~15分くらいだったと思うが、看護師が横に付いており、様子を見てくれている。
胸から腹にかけて3回は撮っていたと思う。

会計を待っている間に、チーズ1P、バナナ1本、ソイジョイ1個、アロマコーヒーを口にした。
アロマコーヒーは先日長尾のNさんから3パック頂き、美味しかったので袋を見てネット注文した。
岡山の「ロースタリー」というコーヒー販売店

造影剤は尿として排泄されるので、帰宅すると味噌汁も作り飲んだ。
まずは第一関門を突破した。