3ヶ月分の新聞から

※ 昨年12月25日から溜まり始めていた新聞をやっと読み終えた。

何事も処理が遅くなっているので、ちょっと何かあるとすぐ新聞が読めなくなる。

 

1月と2月に帚木蓬生のコロナ禍でのメンタルを平静に保つアドバイスが掲載されていた。

○ 淡々と目の前の仕事をして、身を忙しく小さな達成感を積み上げていくうちに不安は小さく見えてくるし、雲散霧消していく。

○ 手軽な反知性主義に絡めとられず、手っ取り早い解決策には眉唾を持って応じなければならない。

○ 中ぶらりんの状態を持ちこたえる、ネガティヴケイパビリティという考えを知る。

・・・治らない、解決できない病気に対して、医師として寄り添っていけば結論を出さなくても悪い方向にはいかない。解決できない病気に対するこの考え方こそが大切。

政治家の安易な言葉や扇動に乗らない。そんな政治家には投票しない。そうやって国民が賢くなっていけば、コロナの苦しみを乗り越えた時に案外いい世界が待っているかもしれない。

 

 

もう一つは毎月第3土曜日に掲載される加藤陽子さんの「近代史の扉」だ。

1月は「天皇のあり方熟議のとき」と題して大江健三郎の「M/Tと森のフシギの物語」の考察。

2月は五輪について開催貫徹のプランAばかりを唱え、起きてほしくない開催中止のプランBがあまりに軽んじられていること。

3月は1月のトランプ支持派が議事堂へ突入した事件と、2月にミャンマー国軍がクーデターに訴え、議事堂周辺を封鎖し政治家を拘束した事件。どちらも選挙の不当を唱え、実力行使を正当化した共通点がある。

ミャンマーの国軍記念日は3日後の3月27日、次は何が起こるか。胸騒ぎどころではないと加藤さんは結んでいる。

 

 

※ 4月からゴミ出しが一部変更になり、プラスチックゴミが分別されなくなった。

全て燃えるゴミとして出すようになる。 これまでずっとキャンディの包み紙までプラスチックごみに分類していたので、なかなか慣れることができない。