映画「君の名前で僕を呼んで」ソレイユ4F

※ 舞台は1983年北イタリアの一夏、17歳と24歳の二人の青年の恋を描いている。
脚本は1928年生まれの現在90歳になるジェームズ・アイヴォリー、これほどみずみずしい台詞がかけるなんて!
監督はルカ・グアダニーノ、1971年生まれでイタリア出身。
静かで抑制の効いた作品。


それにしても思い出されるのは、自民党衆院議員杉田水脈の発言。
LGBTカップルに対し、子供を作らないので生産性がないとし、LGBTカップルのために税金を使うことを疑問視した。
彼女は1967年生まれ、「新しい歴史教科書をつくる会」の理事経験もある。
私はこの国会議員と、やまゆり園事件の容疑者に共通点を感じざるを得ない。
やまゆり園事件容疑者は、障害者なんかいなくなった方がいいと、19人を刺殺し26人を負傷させた。
杉田水脈と事件容疑者の発想は同根で、杉田水脈は国会議員であり、我々の税金で生きている人だ。
安倍政権を支えているのはこういう人たちなのだ。