2011-01-01から1年間の記事一覧

釣瓶落としの一日

★ 午前中、布団を干したり洗濯やら、先日の剪定作業の支払い処理をしたりしている間にもうお昼。 夫が囲碁に出かけるのと前後して、亡くなった義父の従弟に当たる人が来た。 82歳だが腰も曲がってないし、耳が遠いくらいでしっかりしている。 母家へ訪れた…

Correction

★ 長男のお古のTシャツの袖を切り、私が着られるように補正した。 長男と私は20cm近く身長差があるので、かなり切った。 着丈はそのままなのでわたしには長めだが、太極拳の練習着にはちょうどよさそうだ。 子どもたちのお古がたくさんあり、こういう日…

雲附山(239m さぬき市)へ

★ 友人と三人で雲附山へ行った。 間川三十二勝辺りは先日の台風のためか、道の土砂がえぐれて深い溝ができていた。 頂上手前の石槌神社で撮ったもの。 左の方は83歳、真中の方は75歳、お二人ともとても元気だ。 単独の男性登山者三名と出会った。 帰りに…

Whose things will these feces be?

★ まずはこの写真を見て欲しい。 物干しにアマガエルが数日前からいた。 ずっとこの位置にいるので、竿を置くときカエルを驚かせないように用心しながら、気をつけて洗濯物を干していた。 今日そのカエルのすぐ前に何者かの糞が置かれていた。 とっさにカエ…

『チェルノブイリハート』続

★ 昨日のブログで『チェルノブイリハート』のことを少し書いた。 放射能のさまざまな影響を受け、障害を持って生まれるこどもたちを、粗末な設備の中で治療する医師がいる。 この様子を見て、大江健三郎の『ヒロシマ・ノート』を思い出す。 医師として原爆の…

小富士山(282m)

★ 連休中松山へ行った。 松山市の西に興居島(ごごしま)という、高浜港からフェリーで10分で着く島がある。 この島で一番高いのが『小富士山』だ。 小富士山全景 高浜港と泊港の間にある四十島(別名ターナー島)。 19c初頭に活躍したイギリスロマン主義画…

13-hour blackout

★ 電気が通じているうちに書いておこう。 昨夜8:00~今朝9:00まで停電していた。 元の家と増築部分を繋いでいるU字型の銅板に穴が開いているらしかった。 (しかし、雨漏りのはっきりした原因はわかっていない) この銅板の真下にある配電盤に水が入り…

Rain after a long absence

★ 明日は次男が帰ってくるので、買い出しに行った。 戻るとき久しぶりの雨になった。 今月初めの台風以来だ。 風呂場のアマガエルは外に出ただろうか? ★ 昨日ナスの辛子漬けを本漬けしたので、食べてもらおうと闘病中の友人を見舞った。 2カ月ぶりくらいだ…

To Marugame

★ 亡母の実家から、去年のお米が余っているので取りにおいでと連絡があり、出かけた。 8:00前に家を出たが、墓参の折はもっと早朝に出発するので、この時刻は通勤の車が多く道路が混んでおり、いつもより時間がかかった。 従姉とは2か月前に会ったが、…

Centipede(ムカデ)

★ 今年の夏は家の中でムカデにお目にかからず済みそうだと思っていたら・・・おりました。 ただし死骸でよかった。 かなり乾燥してミイラ状態。 思うに、ごきぶりだんごを食べて亡くなったのでは。 頭部は写真の上部だろうが、尾部が二つに分かれているのは…

おはぎ

★ 300gのもち米と30gのうるち米を合わせて、12このおはぎを作った。 幼い頃、物干しベランダでススキやブドウなどを供えて、お月見をしていた。 昔の映画を見ていると、よくこの物干しベランダがでてきて懐かしい。 このベランダで鳩を飼うのが、当…

From Imperial Family news

★ 秋篠宮家の末子が5歳の誕生日を迎えたことを伝える新聞記事をみた。 「御所内で木登りをされる~さま」と写真が添えられていた。 あの騒がしかった皇位継承問題から、もう5年が経つのかという想いがあると同時に、木登り用に整えられた大樹の枝ぶりに感…

「ぼくの神さま」 ユレク・ボガエヴィッチ 竹書房文庫

★ 映画が有名な作品らしい。 文庫で200ページ余りだが、読み始めたら止まらなかった。 戦争が非戦闘員にもたらすものはなにかがわかる。 子どもや家族、隣近所の関係など。 6歳の少年トロ、あふれる感受性と知性をもったこの少年は、兄と主人公のユダヤ…

「雲附山」へ

★ こう秋めくとやはり山へ行きたくなる。 JRオレンジタウン駅の西にある雲附山は、登山道が木陰が多く、暑い季節にはよい山だ。 高松自動車道の三木トンネル入り口近くの「間川三十二勝入口」に車を止める。 地元の単独登山の男性と山頂近くで出会った。 しば…

ミョウガの甘酢漬け

★ 夫が実生の苗木を育てては植えに行く山がある。 当然誰か持ち主がいるのだろうが、とにかく我が家の山ではない。 そこにミョウガを植えたそうで、早朝私がウォーキングに行っている間に、夫もその山へでかけミョウガを収穫してきた。 ちょっと大きくなりす…

「天の涯まで」上下巻 池田理代子著 朝日新聞社刊

★ これは「朝日ジャーナル」に1990年、ほぼ1年に渡り連載されたもので、フランス革命を挟んで50年間ほどの分割時代のポーランド史だ。 ロシア・プロイセン・オーストリア・フランスなどに翻弄されるポーランドを、最後の国王の甥であるユーゼフの生涯…

「東京物語」1953作

★ もう3度以上は見ているのだが、デジタルリマスター版を録画していたので、またまた観た。 今回は原節子演じる次男の嫁(戦争未亡人)の心の動きに強く関心を持った。 戦死公報を受け取ったのでなく、戦後8年経つのに戦地から戻ってこないので、戦死したの…

「時代のように訪れる朝を待つ」新教出版社

★ 副題にあるが、この本は『日韓併合』101年に当たる今年、キリスト者たちの対話をまとめたものだ。 併合100年と今年の3.11以後を意識した寄稿があった。 先日訪れた大島でのコンサートで、買い求めた一冊。 ★ 台風が接近している。 香川は直撃さ…

To Oshima

★ 昨日、昨年に引き続き、「大島」での沢知恵コンサートに出かけた。 11:00高松発の船に乗り、16:30大島発で戻ってくる。 200名弱の参加者が船に乗り込んだ。 大島には独特な雰囲気を感じる。 動くものが少ないせいだろうか。 始まりの前、注意事…

Ticks?

★ ダニがいるらしかった。 週末、次男が帰っていた折、胴のまわりに虫刺されの跡があった。 何日か前、わたしもお尻や太ももなど、寝ている間に虫に刺されていることがあった。 つまり廊下を挟んで二つの八畳間のどちらにも、何かの虫がいるらしいことがわか…

Homecoming of my eldest son

★ 火曜日夜7時前、松山に住む長男から電話があった。 「明日休みやから、今から帰ろうと思うけど、7時台のバスに乗れたら、それで帰る。」 とのこと。 わたしと夫はすでに夕飯を済ませていたので、ポテトサラダを作り、あとは茄子の漬物などあり合わせの軽…

「きれいな絵なんかなかった」 アニタ・ローベル作 ポプラ社

★ 作者のアニタ・ローベルは1934ポーランド生まれのユダヤ人。 2歳下の弟とともに生き抜いた5歳から17歳までの記録が書かれている。 児童書を中心にポーランドに関したものを5冊ほど読んできたが、生々しさとともに息苦しいほどの緊迫感を感じた最…

Waxing

★ 体力を考え、無垢材でない床のワックスを少しずつかけ始めて3日目、鏡台を移動させようと持ち上げていた手がすべり、右足中指と薬指の上に落ちた。 中指の表皮がめくれ、薬指が赤黒く変色している。 夫と小さな冷蔵庫を移動させようとフーフーいって、歳…

「空のない星」 レオニー・オソウスキー作 福武書店

★ 作者は1925生まれで、この本は1956年旧東独・チェコスロバキアで出版され、日本語訳は1991年吉原高志訳で出版されている。 第二次大戦末期ソ連の侵攻が迫るドイツで、青少年合唱隊のメンバーと、合唱隊の前寮長で危険思想の持ち主として処分さ…

「ヒットラーのカナリヤ」 サンディー・トクスヴィク作 小峰書店

★ デンマークはレジスタンスがさほど激しくなかった国として、「ヒットラーのカナリヤ」と揶揄されることがあるそうだ。 この本を読めばそれが事実でなかったことがわかる。 主人公は1940年当時10歳だったデンマーク人の少年。 これは作者サンディのお父…

「縞模様のパジャマの少年」 ジョン・ボイン作 岩波書店

★ 作者は1971生まれのアイルランド人。 2008年に岩波書店から第一刷が発行されているので、まだ新しい本だ。 父親がアウシュビッツ収容所の所長に任命され、ベルリンから母・姉と共に家族で引っ越しをする9歳の少年の経験が描かれている。 ホロコー…

Total destruction

★ ツバメのヒナは一羽だけおちていたのではなく、何かに襲われたのだろう、一羽もいなくなっているようだ。 小さなくちばしや頭がのぞいていたのが全く見えず、親鳥も姿を見せない。 カラスかヘビか猫か、襲った動物はわからない。 二度目の子育てがこんなふ…

Child care of swallows

★ たぶん同じ番いだと思うが、ツバメが同じ巣で二度目の子育てをしている。 今朝ヒナの一羽が、巣から落ちて死んでいた。 前回は5羽巣立ったが、今回は何羽生まれていたのか、まだ確認できていなかった。 夫が庭に穴を掘り、葬った。 ★ 居間・台所・洗面所…

Dental clinic

★ 三か月毎の定期検診に出かけた。 右下奥の臼歯を留めてある部分が外れているとのことで、処置してもらった。 思い当たる節がある。 五月に貰った空豆を天日乾燥し保存していたが、それを煎って食べていたのだ。 子どもの頃食べていたおやつが懐かしくなり…

「あのころはフリードリヒがいた」 リヒター作 岩波少年文庫

★ ユダヤ人少年フリードリヒと、同い年のドイツ人少年「ぼく」との交流を描いている。 彼らは1925年生まれで、作者のリヒターも同年生まれ。 訳者(上田真而子)のあとがきにもあるが、「ぼく」は作者自身だろう。 1934年、彼らが9歳を迎える年、フリ…